1.東京大学赤門
江戸時代に課が百万石の前田藩上屋敷だった東京・本郷の東京大学周辺には古書店や古い木造家屋が残り、ゆったりとして学生街の雰囲気を残している。東大のシンボル赤門は11代将軍徳川家斉の息女溶姫が加賀藩主前田斉泰に嫁いだ文政10(1827)年に建てられた格式ある朱塗りの御守殿門で、重要文化財に指定され、今日も学生たちを迎えている。 11月も半ばを過ぎると、東大キャンパスのイチョウ並木は黄色く染まり、休日にはアマチュアカメラマンや親子連れらが秋を楽しむ。明治時代の赤れんが教室や、大正時代の保田講堂など、いろいろな時代の建築物を眺めることができる。 |
●所在地 東京都文京区本郷7-3 ●交通 東京メトロ丸ノ内線・都営新宿線の本郷 三丁目駅から徒歩5分 ●問い合わせ 文京区観光担当 03-3812-7111 |